空調設備工事では、建物全体をまんべんなく空調するために、主に次の7種類の役割に分けて工程を組み、工事を行います。
① ダクト工: 空気を運ぶ道筋を作ります。
② 配管工 : 空気を温めたり冷やしたりするために使う水やお湯が通る道筋を作ります。
③ 保温工 : 室内へ運ぶ空気が冷えたりぬるくなったりしないようダクトや配管を保温材で包みます。
④ 冷媒工 : 空気を温めたり冷やしたりするために使う冷媒が通る道筋を作ります。
⑤ 計装工 : 空気や水の温度を測り、設定した温度になるようセンサーを室内の各所に設置し、機械に信号を送ります。
⑥ 搬入工 : 空調するために使う大きな機械などクレーンを使って運んだり、取り付けたりします。
⑦ 多能工 : ダクトや配管を取り付けるための墨出しから、機械が正常に運転するか確認する試運転まで、工事が順調に進むようマルチにサポートします。